中高年には厳しい就活。だからこそフリーランスで仕事を掴みとろう!
今は30代40代の方々にとって、転職や再就職がとても難しい時代です。
実は私もそうでした。
家の事情でやむなく退職した私を待っていたのは、書類審査で落とされる毎日。一次面接すら受けられない日々。その苦しさは新卒のときの就職活動など比較になりません。
その私が、今なんとか生活できているのは、フリーランスという働き方にチャレンジしてみた結果です。
同じ思いをしている30代40代の転職・再就職の方々。
どうせ苦労するなら、むしろフリーランスとして働いてみませんか?
探し方さえわかれば、仕事は数多くあります。
今まで積み重ねてきた経験とスキルを生かして、自ら仕事を掴み取りましょう!
年間1000億円市場!? 今もフリーランスを求めている企業は山ほどある!
30代40代で再就職や転職活動をして大変な思いをしている方々にお伝えしたいことがあります。
実際にフリーランスとなった私が、仕事を探していて実感したのは「世間にはこんなにもフリーランスを求めている企業があるのか!」でした。
働き方は大きく変わりつつあります。
今、企業は、プロジェクトによって必要なときに必要なスキルをもった外部スタッフに仕事を発注することで、最大の効果を上げる方法を利用するようになってきています。
たとえば最近有名なクラウドソーシングの市場規模は、2013年度の時点で年間250億円!
これは2011年度の40億円に比べ6倍であり、一説には2017年には1,470億円規模に達するとすらいわれています。
クラウドソーシングサービスの大手「ランサーズ」だけでも、すでに依頼総額1,000億円に達していますし、依頼件数も累計約120万件もあるということです。
(参考:「ランサーズ」<http://www.lancers.jp>、THE LANCER「2017年までに1,470億円。クラウドソーシングの市場規模」<http://www.lancers.jp/magazine/13119>)
つまりフリーランスを求めている企業は数多くあり、仕事とお金があふれているのです。
就活で苦労するなら、フリーランスも選択肢の1つ
ちょっとご自身の就活を振り返ってみてください。
自分のキャリアをしっかり見直し把握して、毎日ハローワークや求人サイトで企業研究。
再就職先を探し、履歴書を送った会社は最低でも100は下らない。
なのに、面接まで行けたのはたったの数件。しかも結局、不採用。
分析して、反省して、対応策を考えて、またハローワークに通う。
それでも1年や2年は無職のままで日々が過ぎていく。
残念ながら、それがアラフォー転職・再就職活動の実態です。
(例外もありますけれど)
そんなふうにあなたが必死で再就職活動をしている別の場所では、企業がフリーランスを求め、仕事が依頼され、大きなお金が動いています。
もちろんフリーランスにはフリーランスの苦労があります。
しかし、同じように苦労するなら、少しでも稼げる手段がある方がいいとは思いませんか?
就活において、フリーランスも選択肢の1つなのです。
フリーランスの仕事はよりどりみどり
フリーランスに求められている仕事は驚くほど多岐にわたります。
たとえば前述した「ランサーズ」の依頼ページは、なんと8種141カテゴリに分けられています。
同様に大手クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」では15種188カテゴリ。
- システムやソフト開発、ハード設計のような専門的なIT技術部門
- Webサイトの制作や、ネットショップの運用、Webマーケティングなど。
- ロゴやイラスト、印刷物など、イラスト・デザイン関係。
- キャッチコピーやネーミング、サイトコンテンツテキストといったライティング。
- 簡単な口コミやアンケート、データの入力といったタスク作業。
- 翻訳、通訳。
- 写真撮影、動画作成、CG、音楽、BGM、ナレーションなど、マルチメディア関連。
- 企画、営業、人事、経理、法務、不動産管理、コンサルティングといったビジネス実務。
ざっと見渡してもこれだけのスキルが、常にクラウドソーシングで求められています。
あなたが今まで培ってきたスキルと経験で、今すぐに稼げる案件が飛び交っているのです。
フリーランスは、再就職活動しながらでもできる!
かなり勘違いがあると思いますが、いきなりフリーランスに人生をかけろなんていいません。
再就職活動をしながら、フリーランスとして仕事すればいいのです。
アルバイトの代わりと思ってみてはいかがでしょうか。
前述したようにクラウドソーシングには、入力作業や口コミ記事の作成など、空き時間で簡単にできる仕事もあります。
就職活動の間、すこしでも稼げれば家計の足しになりますよね。
実際、私は再就職活動の最中に、クラウドソーシングサービスを利用して働き始めました。
あまりにも結果が出ない就活に疲れ、同時に生活のために必要に迫られてのことです。
始めは小さな仕事ばかりでした。
それこそ就活の間の空き時間を利用して、口コミ記事のような簡単なライティングから、コツコツと続けたのです。
ですが、丁寧に仕事することを心がけたおかげか、いつの間にかクラウドソーシング上の評価が高まり、私本来のスキルを生かせる仕事ができるようになりました。
名指しで依頼されることも多くなり、毎月それなりの報酬を得るようになりました。
まだまだ安心はできませんが、少なくとも書類審査で落とされ続ける日々よりはずっと生きがいを感じて働いています。
このように再就職活動と並行して、フリーランスとして仕事をしてもいいのです。
フリーランスの活動が、再就職の役に立つこともある
クラウドソーシングサービスには、アルバイトやパートには到底任せられない専門性の高い依頼もあります。
そんな仕事があるのは、業務の効率化のためにプロの外部スタッフのスキルを当てにしているからです。
もちろん報酬も高く、十分やりがいがある仕事になります。
そのような仕事で評価されれば、入社を打診されることもあるかもしれません。
また、フリーランスの仕事実績はあなたの市場価値を高めるでしょう。
本来経歴書になにも記せないはずの再就職期間に、即戦力になるキャリアを積んでいたことをアピールできるのですから。
それは再就職活動をしているあなたの強みになります。
もちろん手応えを感じたなら、そのままフリーランスとして働くのも一つの方法です。
このように、フリーランスという働き方は、就職活動中のあなたに多くの選択肢を与えてくれるのです。
まずはクラウドソーシングサービスに登録しよう
もしあなたがフリーランスに興味を持ったなら、まずはクラウドソーシングサービスに登録しましょう。
無料で登録できますし、簡単な本人確認が済めば、すぐにでも仕事を探せます。
【ランサーズ】
歴史が古く安定感がありますので、オススメです。
HPの作成やデザイン関係、ライティングに在宅ワーク、営業業務と、求められているスキルは非常に多岐にわたります。
依頼総額は1000億円を突破し、多くの企業があらゆる案件を持ち込んでいますので、クラウドワークスと合わせて登録しておきましょう。
【クラウドワークス】
案件は、ホームページ制作や、LP・バナー・ロゴ制作に始まり、アプリ・ウェブ開発、ライティングなど多種多様。
仕事依頼総額は約400億円、登録社(者)数は11万名を突破。
フリーランスで仕事を探すなら、外せない案件仲介サイトです。
はじめはタスクと呼ばれる、簡単な作業から始めるといいでしょう。
単価が安いですが、口コミや感想、アンケートなど、簡単で人を選ばない作業であることが多いので、空き時間に稼げますし、システムに慣れて仕事の探し方を覚える練習にもオススメです。
ある程度タスクをこなし、システムにも慣れたら、あなたのスキルと経験を活かせるカテゴリの仕事(プロジェクト案件)に応募してみてください。
自分のスキルに注目してもらえるように、応募文章を書くのが大切です。
今までの再就職活動で、さんざん検討・修正してきた職務経歴書が役に立ちますよ。
プロジェクトで依頼を1件獲得することができたら、フリーランスとしての始まりです!
フリーランスは1つの働き方。転職するなら選択肢は多くもっておこう!
改めて断言しますが、現在は30代40代の方にとって再就職や転職がとても難しい時代です。
しかし、同時に企業は高いスキルと長年の経験をもった即戦力の人材を常に求めています。
企業側からすると、必要なときに、必要なスキルを、必要な期間だけ得られる外部スタッフ、つまりフリーランスはとても重宝する存在なのです。
だからこそ、そこに活路があります。
30代40代の転職・再就職希望者の皆様へ。
あなたの経験とスキルを存分に生かす道。
転職、再就職におけるもう一つのルートであり、多くの可能性を秘めている働き方。
フリーランスにぜひ挑戦してみてください。